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更新日:2019.06.19 / 掲載日:2018.11.12

レクサスGSの歴代モデルの人気車種と燃費・維持費をまとめてみた

レクサスGSの歴代モデルの人気車種と燃費・維持費をまとめてみた

グーネット編集チーム

レクサスGSは、先進的でダイナミックなスタイリングを持ち、大排気量V型8気筒NAエンジンやキレの良いパワフルなエンジンを搭載しています。
余裕のある卓越した動力性能と優れた低エミッションを実現したプレミアムセダンとして、2005年8月に誕生しました。

1989年より北米を皮切りに欧州やアジア諸国など世界中のレクサスチャネルで、トヨタ「アリスト」をレクサスGSはとして販売しており、日本国内では2005年のレクサスチャネル開設とフルチェンジを機にレクサスの専売モデルとして展開しています。

ここでは発売から現在の2代目モデルの人気車種と燃費・維持費についてまとめてみました。なお、2005年8月に国内で発売されたモデルを初代レクサスGSとして定義します。 

初代 レクサス GS S190系(2005年~2012年)

初代 レクサス GS S190系(2005年~2012年)

グーネット編集チーム

初代GS 190系は、トヨタ「アリスト」の流れをくむ4ドアセダンであり、実質3代目にあたるモデルとして、2005年8月にフルモデルチェンジを機に誕生しました。

車名の「GS」は、英語の「Grand Sedan」に由来します。
「新しいプレミアム価値の提供」を追求し、高速道路を使ったロングドライブでも余裕のあるラグジュアリーなプレミアムツーリングセダンとして開発されました。 

【エクステリア】
レクサスブランド独自のデザインフィロソフィである「L-finesse(エル・フィネス)」を基にデザインされ、さらに5つの共通するキーワード「I.D.E.A.L.(アイディアル)」を採り入れています。

「Impressive:印象的」「Dynamic:動的」「Elegant:優雅」「Advanced:先進」「Lasting:普遍」

先代モデルにあたる2代目アリストからのキープコンセプトデザインであり、ロングキャビンとリヤウインドウを寝かせ、よりエッジを効かせ、光と陰のコントラストを巧みに表現した張りのある面構成となっています。

フラッグシップセダンに相応しい流麗さとダイナミックさを融合した、品格のあるモダンな佇まいが特徴です。

【インテリア】
煌びやかさを排除した、シンプルながら上質で、深みのある、乗員の方々へのおもてなしを大切にした安らぎのあるインテリアデザインです。

インテリアの質感にこだわり、材質やタッチ、グローブボックスの開くスピードや音の質にまで徹底的に追求しています。

肌触りや縫い目の縫製に至るまで丁寧な仕上げが施され、高級ソファのような身体を心地よく包み込む本革シートや3次元曲面に加工を施した本革トリムをはじめ、艶やかなバーズアイメイプルやウォールナット本木目や本アルミを使用したヘアライン仕上げのメーターリングの採用など、高級感あふれる仕上げがまさにプレミアムな落ち着きのある室内空間を演出しています。

また、使用頻度の低いスイッチ類を集中してレイアウトするなど、ドライバーがストレスを感じにくい機能性を重視したすっきりしたコックピットデザインを採用しています。

車外から侵入する音を徹底的に分析し、吸音材や遮音材を最適に配置するなど、静粛性を高め、世界屈指のハイエンドオーディオメーカーであるマークレビンソン社製プレミアムサラウンドシステムの奏でる奥行きのある高音質オーディオを存分に楽しめる、優れたコンフォート空間を生み出しています。

【パワートレイン・メカニズム】
パワーユニットは車の特徴に合わせ、4タイプが用意されています。
優れた燃費性能とのびやかな走行性能を両立する3.5L V型6気筒自然吸気エンジンと3.5 Lエンジンに高出力モーターを組み合わせ、4.5Lガソリンエンジン並みの動力性能を発揮する低エミッション・低燃費・優れた静粛性を実現するハイブリッドモデル、トルク変動の少ないなめらかでトルクを生かしたダイナミックな加速性能が特徴の4.3L V型8気筒自然吸気エンジンが設定されています。

ガソリンエンジンには6速オートマチックトランスミッション、ハイブリッドモデルには2段変速式リダクション機能を備えたハイブリッドシステム「THS II」に専用電子制御式無段変速機が組み合わされます。

また、2007年10月に実施されたマイナーチェンジでは、V型8気筒エンジンの排気量を4.6Lへ拡大し、トランスミッションを8速へ多段化したオートマチックトランスミッションとの組み合わせにより、より全域で余裕のある質感の高い走りを提供します。

足回りはダブルウィッシュボーン式フロントサスペンション+マルチリンク式リヤサスペンションにスタビライザーを装備し、ダンピングの効いた重厚な乗り心地を提供しています。

なお、3.5Lガソリンエンジンを搭載するグレードのみフルタイム4WDモデルが設定され、その以外のグレードは2WD/FR駆動となります。

【安全性能】
ハンドルの舵角・車速に応じヘッドランプの照射角度を可変する「インテリジェントAFS(Adaptive Front-lighting System:アダプティブ・フロントライティング・システム)」をはじめ、むち打ち症傷害を軽減する「WILコンセプトシート」や全方向コンパチビリティボディに加え、SRSエアバッグやSRSカーテンシールドエアバッグなど最大10個のSRSエアバッグを設定するなど、高い安全性能を備えています。 

レクサス GS(GS)450h バージョンL(2011年5月モデル)

ボディタイプ:セダン
乗車定員:5名
駆動方式:FR
ボディサイズ:4850×1820×1425mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:2000×1535×1160mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)245/40R18 93Y(後)245/40R18 93Y
エンジンタイプ:2GR-FSE型 V型6気筒DOHC+モーター
排気量:3456cc
最高出力:296ps(218kW)/6400rpm
最大トルク:37.5kg・m(368N・m)/4800rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
JC08モード燃費:12.8km/リットル
車両重量:1890kg
価格:7,970,000円
自動車税:年間58,000円 ※

「450h バージョンL」は、直噴技術D-4S(Direct injection 4 stroke gasoline engine Superior version)を採用する3.5L V型6気筒エンジンにトヨタ独自のハイブリッドシステム「2段変速式リダクション機構付THS-II」を組み合わせ、モーターのみのEV走行を実現し、環境に配慮した優れた省燃費性能と全域にわたり、ピックアップの良い卓越した動力性能と静粛性の高い室内空間を提供するモデルです。

本グレードはハイブリッドモデルの中でも、ミリ波レーダーを使い、進路上の車両や障害物、ドライバーの顔の向きを検知し、衝突被害軽減効果を高める「ドライバーモニター付プリクラッシュセーフティシステム」や「後席エアサイドバッグシステム」が装備されています。

また、高速道路などを走行時のドライバーのストレスを軽減し、安全走行をアシストする「レーダークルーズコントロール」「DABC:ドライバーアシストブレーキングコントロール」「LKA:レーンキーピングアシスト」を搭載するなど、高い安全性能からも人気の高い最上位グレードです。

ほかにもしっとりとした風合いが特徴の高級セミアニリン本革を使用したシート&トリムや本木目+本革を組み合わせたステアリング&シフトノブなど、トップグレードに相応しい高級感あふれる質感のラグジュアリーなインテリアを持つ魅力的なグレードです。

ボディカラーは、ハイブリッドモデルの持つ先進的で知的なイメージを高める、上品な輝きを放つフロスティパールマイカを含め、全12色が設定されています。

※自動車税は2018年2月時点で参照したものとなります。 

GS GS450h バージョンL(2011年5月) のカタログ情報(10069460)|中古車の情報なら【グーネット】

・主なオプション
リヤスポイラー、クリアランスソナー、本革ステアリングホイール&本革シフトノブ、ムーンルーフ(チルト&スライド式)、マークレビンソン製プレミアムサラウンドサウンドシステム、HDDナビゲーション、寒冷地仕様(リヤフォグランプ・ウインドシールドデアイサー等)など。

・カラーバリエーション
ブラック、ブラックオパールマイカ、スターライトブラックガラスフレーク、ディープペリドットマイカ、ダークグレーマイカ、プレミアムシルバー、レッドマイカクリスタルシャイン、ラピスラズリマイカ、ホワイトパールクリスタルシャイン、フロスティパールマイカ、スリークエクリュメタリック。

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2代目 レクサス GS L10系(2012年~)

2代目 レクサス GS L10系(2012年~)

グーネット編集チーム

2代目レクサスGSは、先進的で大胆なフロントマスクを備え、先代モデルから引き継ぐ、インテリジェントで機能的で上質なインテリアです。

ドライバーと一体となったクルマを繰る楽しさを追求した、日本発の「真のグローバルプレミアムブランド」レクサスを牽引するプレミアムスポーティセダンとして、2012年1月に誕生しました。 

【エクステリア】
レクサス車に共通する新たなフロントフェイス「スピンドルグリル」を採用しています。

ヘッドランプ下に設置されたL字型LEDクリアランスランプや量感のあるボンネットフード、奥行きのある立体的なフロントバンパーの採用やトレッド幅や全幅の拡大と相まって、踏ん張り感のあるアグレッシブで存在感のあるフロントマスクが印象的です。

塊感を強調するダイナミックなスカルプチャーデザインを採り入れ、張り出した前後フェンダー、スタイリッシュなウインドウサッシとともに、ロングノーズ&ロングキャビン&ショートデッキスタイルを生かした、流麗で筋肉質な力強いフォルムを生み出しています。

リヤトレッドを先代モデルより50mm拡大させた、ボリュームのあるリヤビューは、安定感のあるポテンシャルの高いエモーショナルな走りを想像させます。

【インテリア】
トヨタ「アリスト」から続く、アイデンティティとも言えるドライバーを中心にした機能的なコックピットデザインを採用しています。

さまざまな情報をリアルタイムに表示する視認性・操作性に優れる、量産車としては世界最大サイズとなる12.3インチ高機能ワイドディスプレイの採用をはじめ、素材の質感や触感、デザイン性にまでこだわった、のびやかな大人のための上質なパーソナル空間を提供しています。

身体を包み込むような快適な掛け心地を提供し、丁寧になめされたセミアニリン本革パワーシートをはじめ、インテリアの中でもアイコンと言える美麗な自発光指針のアナログ時計、高知県産バンブーを使用したインストルメントパネルやステアリングホイール、天然繊維ケナフを使用したドアトリムなど、上質でモダンな意匠の中にもフラッグシップモデルならではの、環境に配慮した天然素材を使用した知的で温かみと落ち着きを提供するインテリアが魅力を一層高めます。

自分らしい個性的なインテリアカラーや素材を選択できるバリエーション豊かなインテリアはドライバーのセンスを生かした、モダンながら日本の室内空間を演出します。

【パワートレイン・メカニズム】
時期により多彩なパワーユニットが用意され、走行性能・経済性・実用性などユーザーの好みにあったモデルが選択可能です。

ピックアップの良い機敏な走行性能と優れた省燃費性能を両立する2.0L 直列4気筒直噴ターボエンジン、余裕のあるバランスの良い走行性能を発揮する2.5L V6 自然吸気エンジン、2.5L 直列4気筒エンジンに大容量モーターを組み合わせ、レギュラーガソリン仕様により、クラストップレベルの低燃費性能を実現したハイブリッドモデル、2タイプの3.5L V6 自然吸気エンジン、直噴技術D-4Sを採用する3.5L V6 自然吸気エンジンに高出力モーターを組み合わせたハイブリッドモデルなど、多彩なバリエーションを誇ります。

トランスミッションは、ハイブリッドモデルが2段変速式リダクション機能を備えたハイブリッドシステム「THS II」に専用電子制御式無段変速機、それ以外のモデルは搭載するエンジンや時期により6速ATもしくは8速ATが組み合わされます。

駆動方式は2WD/FRモデルを基本とし、3.5Lエンジン搭載モデルではフルタイム4WDが用意されています。

【安全装備】
歩行者にも対応した、「プリクラッシュセーフティシステム」「レーンキーピングアシスト:LKA」「オートマチックハイビーム:AHB」「レーダークルーズコントロール」からなる、4つの先進の予防安全システムをパッケージ化した「Lexus Safety System +」を搭載しています。

ほかにも滑りやすい路面でも車両の挙動を安定化させ、安全走行をアシストする「VDIM:統合車両姿勢安定制御システム」やインテリジェントAFS付LEDヘッドランプの装備など、高い安全性能を備えています。 

レクサス GS(GS)300h Fスポーツ(2015年11月モデル)

ボディタイプ:セダン
乗車定員:5名
駆動方式:FR
ボディサイズ:4880×1840×1455mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:2025×1535×1180mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)235/40R19 92Y(後)265/35R19 94Y
エンジンタイプ:2AR-FSE型 直列4気筒DOHC+モーター
排気量:2493cc
最高出力:178ps(131kW)/6000rpm
最大トルク:22.5kg・m(221N・m)/4200~4800rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:23.2km/リットル
車両重量:1760kg
価格:6,982,000円
自動車税:年間45,000円 ※

「300h Fスポーツ」は、直噴D4-Sを採用する 2.5L直列4気筒ミラーサイクルエンジンに、トップグレード「300h」にも搭載される独自の高出力ハイブリッドシステム「リダクション機構付THS II」を搭載しています。

使用する燃料をレギュラーガソリンにすることで、クラストップレベルの省燃費性能と全域にわたりレスポンスの良い動力性能を両立するパワーユニットを搭載するスポーツグレードです。

中でも2015年11月に実施されたマイナーチェンジでは、フロントマスクの「スピンドルグリル」をアグレッシブで存在感のある意匠へと一新しました。
LEDヘッドランプの採用やサスペンションの最適化、ボディ剛性の強化など、先進の安全予防システム「Lexus Safety System +」の採用と相まって、乗り心地や操舵性能・安全性能の向上など一層魅力を高めています。

本グレードは歴代レクサスモデルのスポーティグレードに冠されてきた「F」の血統を受け継ぐモデルです。

減衰力を高めよりシュアなハンドリング性能と操舵安定性を両立するスポーツサスペンション&前後サイズの異なる大径ロープロファイルタイヤ&専用アルミホイールや専用フロントベンチレーテッドディスクブレーキをはじめ、メッシュタイプのアグレッシブな専用スピンドルグリル&フロントバンパー、専用リヤスポイラーや専用リヤバンパーなどを装備しています。

安定感のあるボディフォルムや質感の高いスポーツドライブを提供するモデルとして高い人気を誇ります。

ほかにも先進的な8インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを融合させたグラフィカルな専用メーターをはじめ、運転席16way&助手席10wayパワー調節機能を備える専用本革シートやディンプル可能されたグリップ性の良い専用ステアリングホイール&シフトノブ、専用スポーツペダル&フットレスト、専用スカッフプレートなど、質感の高いモダンでスポーティなインテリアが特徴です。

ボディカラーは、中塗りにもクリアコートを採用する世界初の塗装技術「コントラストレイヤリング」を用いた、Fモデルのイメージカラーとも言える深みのあるブルーを表現するヒートブルーコントラストレイヤリングを含め、全8色が設定されています。

※自動車税は2018年2月時点で参照したものとなります。 

GS GS300h Fスポーツ(2015年11月) のカタログ情報(10100744)|中古車の情報なら【グーネット】

・主なオプション
トルセンLSD、クリアランスソナー&バックソナー、アダプティブハイビームシステム:AHS、ブラインドスポットモニター:BSM、後席SRSサイドエアバッグシステム、三眼フルLEDヘッドランプ(ロー/ハイビーム)&LEDフロントターンシグナルランプ、ヘッドランプクリーナー、ムーンルーフ(チルト&スライド式)、カラーヘッドアップディスプレイ、マークレビンソン製プレミアムサラウンドサウンドシステム、パワートランクリッドなど。

・カラーバリエーション
ブラック、グラファイトブラックガラスフレーク、ホワイトノーヴァガラスフレーク、マーキュリーグレーマイカ、ソニックシルバー、レッドマイカクリスタルシャイン、ヒートブルーコントラストレイヤリング、ソニックチタニウム。

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